住宅ローン返済でお困りの場合は、任意売却をご検討下さい
任意売却とは、住宅ローンの支払いが滞った場合など、不動産を競売にかけられてしまう前に「任意売却」という方法を選ぶことで、生活再建をはかることができます。こちらでは、山梨県甲府市で不動産の売買を手がける「甲府不動産」が、任意売却についてご説明します。
任意売却は、競売と異なり一般市場で買い手を探し不動産を売却するため、市場価格に近い金額で不動産を売却することができます。住宅ローン滞納など誰にも言えないお悩みを抱えている方は、当社までご相談ください。
任意売却とは？
住宅ローンを借りたときには、ローンを支払いながら生活していけるという資金計画を立てているでしょう。
しかし、病気やリストラ、離婚など、やむを得ない事情によって、住宅ローンの支払いが困難になることは誰にでも起こりうることです。
住宅ローンの支払いを滞納した場合など、債権者である金融機関は、不動産を競売にかけて資金を回収しようとします。
競売にかけられると、不動産の所有者である債務者の意思は反映されません。市場の価格よりもはるかに安い金額での取引となってしまい、その後の生活も困難になってしまいます。
そこで、競売にかけられる前に「任意売却」という方法をとることができます。任意売却では、債務者と債権者との間に専門業者が入って、競売よりも有利な値段で不動産を売却します。住宅ローン滞納の悩みを自分一人で抱え込まず、まずは専門機関に相談してみましょう。
任意売却が可能な期間
任意売却はいつでも可能な解決方法ではありません。不動産が競売にかけられてしまうと、任意売却できず手遅れになってしまいます。競売にかけられて家を失ってしまう前に、早いタイミングでの相談が必要です。
ここでは、滞納の状況別に、任意売却が可能かどうかご説明します。
１．住宅ローンの支払いが困難になってきた
リストラやボーナスカット、病気、離婚などにより、資金繰りが厳しくなってきた状態です。毎月の返済は何とかできているものの、住宅ローンを滞納する危険性が増しています。
任意売却により、生活再建を考える時期です。早めにご相談ください。
２．住宅ローンを1～3ヶ月滞納してしまった
住宅ローンの支払いが滞ってくると、金融機関から督促状や代位弁済の通知が届くようになります。
競売の危険性が高まっている状態です。
競売にかけられる可能性が高まっています。急いで任意売却のご相談をすることをおすすめします。
３．住宅ローンを4ヶ月滞納してしまった
競売の開催通知が届きます。
通知が届いてから通常では4～5ヶ月程度でで競売にかけられてしまいます。
任意売却を行う最後のチャンスです。
４．住宅ローンを5ヶ月以上滞納してしまった
裁判所の手配により競売の執行官が調査に来ます。いよいよ競売が開始されです。
ここまでくると、任意売却は難くなってしまいます。
こうなる前に任意売却の相談をすることをおすすめします。
５．競売開始・入札終了
競売の入札が終わると、その中で一番高値を付けた人に物件の所有権が移転します。
任意売却は不可能です。立ち退きを強制されてしまいます。
こうなる前に任意売却の相談をすることをおすすめします。
競売と任意売却の比較
住宅ローンの返済が滞ると、最悪の場合は所有する不動産が競売にかけられることになります。
ここでは、競売と任意売却による不動産売却の違いをご紹介します。
| 競 売 | 任意売却 | |
| 売却できる不動産の価格 | 市場の価格よりはるかに低い価格で売却されます。 おおむね市場価格の5～7割程度のことが多い。 | 市場相場に近い価格で売却できることが多い。 |
| 住宅ローンの残債 | 競売による売却が完了しても多くの残債を抱えてしまう可能性が高い。 返済方法の方法を交渉できないため、競売後も無理な支払いが続いてしまう可能性がある。 | 競売よりも高く売却できるため、競売よりも残債を減らせる可能性が高い。 残債の返済方法の交渉が可能で、無理のない範囲での分割返済が可能になる。 |
| プライバシー | ネット上で不動産の情報が公開されたり、新聞・チラシ広告などにより、近隣者や職場に状況が知られてしまう可能性がある。 | 相対での打合せのため、秘密厳守で進めることができ、他人に知られることなく、売却することが可能。 |
| 不動産の引き渡し・立ち退き | 競売の落札者都合によって立ち退きを要求され、場合により強制執行される可能性がある。引っ越し費用を捻出できる可能性はほとんどない。 | 事前に協議を行うので条件面の交渉が可能になる。強制執行など、立ち退きを強要されることはない。交渉によっては引っ越し費用を捻出できる可能性がある。 |
| 生活の再建 | すべて裁判所や競売の落札者のペースで進められて、今後の生活再建の計画を立てにくい。 | 新たな生活への準備金を手元に残すことも可能で、人生の再スターを切ることができる。 |
競売にかけられる前に任意売却を！
住宅ローンの滞納が続いてしまった場合、金融機関などの債権者は、最終的には担保としていた土地や建物を差し押さえます。そのご土地や建物の不動産を競売にかけることにより、現金化し債権を回収します。競売にかけられた不動産は、市場価格よりもはるかに安い値段で落札されてしまいます。
競売による不動産の売却は、市場価格の5～7割といった売却価格となり、不動産の所有者にとっては、競売後も多くの借金を抱えることになります。また、競売にかけられると新聞やネット上などで不動産の情報が公開され、近隣者にも経済状況が知られてしまうことになります。
こうなる前に「任意売却」という手段がとれるかどうか、当社までご相談ください。
住宅ローンの支払いが滞りが1～3ヶ月程度の滞納であればまだ間に合います。場合によっては、裁判所から「競売開始の通知」が届いてからでも解決することが可能な場合もあります。
所有する不動産が競売になると、すべての財産を失い、生活を再建する道が閉ざされる可能性がありまう。このようなことになる前に、「任意売却」という方法により、あなたの大切な不動産とご家族の生活を守りましょう。
離婚時に住宅ローンの支払いが残ったらどうする？
近年では離婚件数が増加しており、それとともに住宅ローンの問題も増えています。
「離婚時の財産分与のために自宅を手放したいが、売却しても住宅ローンが残ってしまう」といったお悩みを抱えている方も多いようです。
「不動産の所有名義は誰なのか」「住宅ローンの債務者は誰なのか」「離婚後は誰が住む予定なのか」など、離婚時の状況によって様々なパターンがあります。早期に問題を解決しておかないと住宅ローンの支払いが困難になり、返済の滞納という問題が生じてしまうことも。
とはいっても、離婚は当事者だけの話し合いによる解決は難しいでしょう。そのようなケースの場合、当社がお二人の間に入り住宅ローン滞納の問題を解決するためのサポートをすることもできますす。所有する不動産を売却しても住宅ローンの残債が残ってしまう場合でも、任意売却は可能です。
離婚による住宅ローンの滞納や、相続なでによる不動産などの財産分与でお困りの方は、甲府不動産にご相談ください。
当社は皆様に寄りそいながら問題解決を目指し、新しい生活の再スタートをお手伝いします。
