資金計画の真意 その3

前回、家を建てるタイミングで

「生命保険」を見直したほうがいい

というお話をさせていただきましたが、

「学資保険」もまた、

これを機に見直すことを推奨しています。

すでに学資保険に加入されている方は、

ご存知だと思いますが、

以前の郵便局の学資保険のようにお金が増えないからです。

ゆえ、すでに加入されている方は、

解約出来るなら解約していただくことを推奨しているし、

まだ入ってない方に至っては、

検討する必要すらないというのが個人的な意見です。

そして、前回もお伝えしましたが、

その余剰資金を長期積立投資に

回していただくことを推奨しています。

前回の記事をご覧いただければ

お分かりいただけると思いますが、

資産を増やすにためには

これが最良の手段だからです。

おはようございます。

甲府不動産の榊原です。

そんなわけで、

生命保険を見直すタイミングで

学資保険も見直していただきたいわけですが、

さらにこのタイミングで

見直していただいてもいいかもしれないのが

「医療保険」です。

というのが、私たちは基本的に全員が

「国民健康保険」という医療保険に加入しており、

わずか3割しか医療費を負担する必要がないからです。

かつ、この国民健康保険に加入していれば

「高額療養費制度」と呼ばれる制度も利用出来るため、

大きな怪我や病気によって手術や入院することになっても、

その大部分を国が負担してくれるようになっているからです。

例えるなら、総額300万円医療費が掛かったとしても、

そもそも90万円しか負担しなくていいし、

これに加えて高額療養費制度を利用すれば、

わずか10万円程度しか負担しなくていいという感じですね。

ゆえ、この医療保険に関しても

もしもに備えて必要以上に入るのではなく、

これらでは網羅出来ない部分だけ

カバーしておけばいいのでないかと思っている次第です。

要は、生命保険にせよ学資保険にせよ医療保険にせよ、

ホント最低限でいいということですね。

というわけで、これらの保険を検討する時は、

こういった内容を教えてくれる人から

入るようにしていただけたらと思います。

間違えても、こういった説明もなく

ただただ加入することだけをすすめてくるような人から

絶対に加入しないようにしてくださいね。

そんな不親切な人にお金を差し上げているようなものですからね。

✔️金融投資よりも大切な投資

生命保険・学資保険・医療保険を見直しつつ

住宅ローンの返済期間を延ばし、

かつ、家づくりの予算を

可能な限り圧縮することで浮いた資金を

長期積立投資(金融投資)に回していただく。

これこそが僕自身が家づくりをするタイミングで

誰もがやった方がいいと思っていることですが、

金融投資に並行してやっていただきたいと思っていることが

「自分への投資」です。

つまり、お金に対する不安を払拭したいのなら、

また老後資金にしっかりと備えたいのなら、

いつまでも仕事が出来るようにスキルを身につけることと

健康でいることが最良の手段なので、

そのために自分への投資をやり続けることが大事だ

ということですね。

スキルを身につけるためには、

常に学び続けること、

常にチャレンジし続けること、

常にいい人に出会えるように行動することで、

健康でいるためには、

常に食事や睡眠に気をつけること、

常に運動をすること、ですね。

個人的には、

これこそがお金に対する不安を払拭する

最大の秘訣だと思っています。

そして、そう上手くいかなかった時のリスクヘッジとして、

お金にも働いてもらうことが大切だと思っている次第です。

なので、これから家を建てる方は、

保険や貯蓄の方法を間違えないこと、

住宅ローン選びを間違えないこと、

そしてなにより常に自己投資をやり続けられるだけの

資金の余力を残すことと自分への投資を怠らないこと、

この全てを実行していただけたらと思います。

それでは、、、

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